会の目的

「ひきこもり」に悩む人びとが増えています。ひきこもりは病名ではなく、何らかの事情によって、一定の期間、社会との関わりから身を引いている「状態」を示すもので、善・悪の問題ではありません。

その人にとっては「自分を守る」ために必要なプロセスであったり、大切な「休息の時間」という場合もありますので焦りは禁物ですが、長引くと再び社会に関わりにくくなって、本人も家族も苦しむことがよくあります。

この会は、そのような家族や当事者の皆さんが体験を語り合い、情報を交換し、学習することなどを通して、ひきこもりに悩む人びとを支え、支援することを目的に、様々な活動を行っています。

 

会の活動

① 毎月「例会」を開催し、体験を語り合い、支援情報などについて学びます。毎月第2日曜日13時30分~15時30分、函館市総合福祉センターあいよる(若松町33-6)で開催します。

② 講演会やセミナーなどを開催し、ひきこもりについての正しい理解や支援のあり方について、社会の啓発に努めます。
③ 年1~2回会報を発行し、例会や関連行事・情報をお届けします。

④ ご家族・当事者の状況によっては、ハガキや手紙をお送りすることもできます。

⑤ ひきこもり体験者の集い「樹陽のたより」の定例会を、毎月第2日曜日の11時~13時、函館市総合福祉センターあいよるで開催。

あらかじめテーマを決めて話し合う ということではなく、気軽にぶらっと顔を出せるような「おしゃべり会」です。

⑥ 参加費:無料(2023年度から当分の間)、参加予約は不要ですが、会場の都合で変更の場合もありますので初めて参加ご希望の場合はご連絡をお願いします。なお、ご家族・当事者以外の参加希望者は事前にご連絡をお願いいたします。

⑦ 特定の政治団体・宗教団体の宣伝・勧誘はお断りします。

 

参加対象者

*「ひきこもり」に悩む当事者や家族の皆さん
*「ひきこもりかな?」と心配になっている当事者や家族の皆さん
*当事者・家族といっしょに考え、語り合うサポーター
(精神科医、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士、就労支援事業スタッフなどが、ボランティアとして参加しています)

 

連絡先

共同代表:安藤とし子 電話 080-1898-3025 メール ichi.ryu.aka@gmail.com

事務局:野村俊幸(社会福祉士・精神保健福祉士)
電話 090-6261-6984  メール tnomura@sea.ncv.ne.jp
〶042-0931 函館市湯川町1-25-4 /FAX 0138-57-3041

HPアドレス http://asagao.starfree.jp/

 

団体名「あさがお」の由来

当会の「あさがお」という団体名は、当会に参加している、ひきこもり経験者の女性が名付けたものです。

“あさがお”が咲くためには、夜の寒さと暗闇の時間が必要です。

そして、ひきこもりから回復していくためには、”あさがお”と同じように、じっと暗闇に耐えるかのような、エネルギーを溜める時間が必要なのではないだろうか、ということから、会の名称を「あさがお」と名付けました。

あさがおの写真

 

 

 

 

 

 

 

・2012年度までの情報については、コチラからご覧ください。